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鼻炎の治療について

アレルギー性鼻炎の治療では、生活環境・生活習慣の改善をし、アレルゲンとの接触を避けることが基本です。
その上で、症状を抑える薬物療法を行います。
症状によっては、減感作療法や外科療法などの治療法を行う場合もあります。

まず、生活環境・生活習慣の改善として、アレルギー性鼻炎の主要なアレルゲンであるハウスダスト・ダニ・花粉などを排除するには、室内を清潔にすることが一番です。
こまめに掃除や洗濯をして部屋を常に清潔な状態に保ちましょう。
特に身体に触れるもの、例えば、ふとんや枕などのシーツ、カバーの洗濯が有効です。
床はフローリングが理想です。
カーペットや敷物などは、ハウスダストやダニの温床になりやすいので、できれば避けましょう。
使用する場合は、天日干しをするなどの対策をとりましょう。
他のダニ対策としては、部屋の湿度を50%、室温を20〜25℃に保つといいでしょう。
また、不規則な生活やストレスなどにより免疫力が低下すると、ちょっとした刺激でも症状がでやすくなってしまいます。
規則正しく健康的な生活を送り、免疫力を高めましょう。

薬物療法は、アレルギー性鼻炎の治療法の中でも効果が高く、中心的な方法となっています。
使用される薬の代表としては、化学物質遊離抑制薬や抗ヒスタミン薬などの抗アレルギー薬、ステロイド薬などがあげられます。
化学物質遊離抑制薬は、この病気の予防的治療として使用される薬です。
これは、アレルギーを起こす化学伝達物質を抑える(抗アレルギー作用と言います)ものです。

抗ヒスタミン薬は、諸症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)を緩和させる薬です。
主に使用されるのは、効果が高く、副作用の少ない第二世代の抗ヒスタミン薬です。
ステロイド薬は重度の症状にも強力な効果がある薬ですが、それと同時にさまざまな副作用を招くこともあります。
ステロイド薬を使用する際は、医師の指示に従い正しい使用法を守りましょう。
ステロイド薬には、局所ステロイド薬(点鼻薬)、経口ステロイド薬(飲み薬)などがあります。

その他の薬としては、サイトカイン阻害剤、ロイコトリエン受容体拮抗薬、トロンボキサン受容体拮抗薬などが使用されます。
また、アレルギー性鼻炎の治療に漢方薬が使用されることもあります。
漢方薬は症状を抑えるだけではなく体質を改善する効果もあるのですが、種類が多い上に体質との相性があるので、漢方薬に詳しい医師に処方してもらう必要があります。

鼻炎の治療方法

アレルギー性鼻炎の治療にまず大事なことは、発病の原因となるアレルゲン(抗原)を取り除くことです。
アレルゲン(抗原)に慣れさせ、接触しても発作を起こさないようにする方法や体質を改善していく方法などがあり、それらから自分にあう治療法を選ぶ力が必要になります。
患者の性質に合わせた治療法は、以下の3種類に分類されます。

1)減感作療法・特異的減感作療法
減感作療法とは、原因であるアレルゲン(抗原)が特定されている場合、その特定アレルゲン(抗原)を注射器で体内に投与してアレルゲン(抗原)物質に慣れさせようとする方法です。
アレルゲン(抗原)が特定されている場合に効果的と言えます。

2)対症療法
対症療法とは、基本的に薬剤投与による方法になります。
直接鼻に噴射する局所療法と注射により薬剤投与を行う全身的療法とがあります。

3)手術療法
手術療法とは主に頑固な鼻づまりを解消するために行う方法です。
外来通院のみで済む場合と短期入院を必要とする場合とがあります。

※治療に当たっては、必ず専門医(耳鼻科など)にご相談ください。


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